2017年9月26日火曜日

平成29年緑区秋季剣道錬成大会

平成29年9月23日(土)緑区秋季剣道錬成大会が行われました。
十剣会の子供達はそれぞれ思いを胸に試合に臨んだと思います。勝った子、負けた子、それぞれに試合経験を通じてもう一回り成長してもらえたら嬉しいですね。
大会前の稽古では、いまひとつ気合いが感じられず歯がゆい思いでした。直前の稽古では体調がすぐれない者や怪我者もいて、それまでキツい稽古を乗り越えてきた結果を出し切れないのでは?と心配になりました。
今回の十剣会全体の目標は「試合に勝とう」「チャンスと思ったら迷わず体ごとズドーン」「2分間が短く感じる試合をしよう」と伝えました。特に最後の退屈な試合をしないという言葉は、夏の合宿である先生からいただいた言葉です。一本打ちで終わらず、次、次としっかり構えてチャンスを捉える。そういう稽古を続けて来たし、それを表現して欲しいと思って伝えた目標です。

さて、試合の方は全ての子供達を見れた訳ではありませんが、見ることができた子供達は総じてどんどん打っていました。それでも低学年は足を継ぎながらどうしても近づいて打ってしまいます。これはこの先3ヶ月でどうしても克服したい悪癖です。その場からズドーンと打てれば勝率はかなり上がるでしょう。高学年の入賞者は足がしっかりできてきました。1・2回戦負け組は先を取って一拍子で打つ練習がもっと必要だし、勝ち組も起こりを無くす、打突後の態勢の崩れを少なくする練習をもっとするべきです。

指導する側としての反省点と目標はしっかり見定めました。子供達本人も自分で反省点を感じてもらえると良いのですが、どんどん言っていきます。さらに稽古を積みましょう。

結果
小学2年男子 準優勝 山口 巧
小学6年男子 優勝 松本 快  準優勝 林 祐多
小学1・2年女子 優勝 林 美早紀
小学3・4年女子 優勝 瀬和 美紘
小学5・6年女子 準優勝 村里 喜愛
招待試合 緑区A 先鋒 松本 快


2017年8月7日月曜日

平成27年全日本少年少女武道錬成大会②

続き

さて、いよいよ大会当日です。
昨年に倣って今年も選手は車で日本武道館に向かいます。選手の疲れをなるべく緩和するためです。
ところが…。
首都高で事故です。結局首都高の上で一時間以上まったく動かず。これは結構焦りました。状況がわからないので開会式に間に合うのか?または第1試合に間に合うのか?
先に並んでいただいている先生に受付を済ませていただき、なんとか開会式10分前に到着。すぐ準備して開会式に臨みます。

この予期せぬ出来事が功を奏したのか選手の顔に過度な緊張感は見えません。我々の試合順は第2試合なので開会式を済ませたらすぐに試合準備です。

第1試合を見て審判の傾向を見ると、何だか昨年とは違う気がしました。具体的には勢いやスピード感よりも正確さや丁寧な方が有利に見えます。また、そうかと言って旗はまとまらず、判定も割れます。十剣会はまだまだ正確さ(美しさ)を求めるには竹刀の振りや足捌きが安定してこないので勢いや気合い、呼吸を重視して準備してきたので「苦戦するかな」という予感がありました。それでも寸前に作戦変更する技量も余裕も無いので選手には「これまで準備してきた成果を発揮しよう!」と檄を飛ばし、気合いを入れます。
お相手は福島のチーム。いよいよ試合開始です。

案の定、基本打ちでは6対9で3本の差をつけられました。この2カ月、「基本打ちで勝てなければ勝負に負ける」と稽古を積んできたので、次の一本勝負は余り期待できません。先鋒には「勝負してこい!」と一言声かけるのが精一杯でした。
ところが…
先鋒ユウタが勝ち。次鋒タツヤは危ないところがありましたが大きく振った竹刀が当たり勝ち。中堅カノンは得意の相面で勝ち。勢いに乗った副将ヒビキも勝ち!これで逆転です。
オーダー編成の時ものすごく迷ったカイの置き所。この試合に関しては的中します。大将カイには「絶対に引き分けて来い」と指示を出しました。ここで分ければ勝ち。もし負けても代表戦で手の内を知られずに済むと考えたからです。結果カイは指示通り引き分けで勝利!試合慣れしているカイだからできた事だと思います。

辛くも勝利した十剣会は選手全員でお相手のチームのところに行き、試合していただいた感謝の気持ちを伝えに行きました。普段から先生に「試合のお相手に感謝の気持ちを伝えよう」という教えをしっかり守った選手達です。

次は二回戦。試合まで一時間以上の待ち時間があります。昨年はこの時間に昼食を摂ったり、一回戦に勝った余韻に浸り、二回戦は身体が重かった反省から、食事は制限し、選手もなるべくまとまって行動し、集中を切らさないように指示しました。

いよいよ二回戦です。
この続きは次回。

2017年7月29日土曜日

平成27年全日本少年少女武道錬成大会①

平成27年全日本少年少女武道錬成大会に7月22日(土)に出場しました。
今年の目標は「清く、正しく、美しく。3回戦突破するぞ!」結果は後ほど書くとして、忘備録を兼ねて準備から。

大会への出場登録は5月初旬に済ませ、選手変更は6月9日まででしたが、6年生中心のメンバーだったため、登録変更無し。今年は6月半ばに緑区大会があり、まずはそちらに集中させました。勝つために準備して勝とうと思って試合に臨むことを求めて稽古しました。
緑区大会では多くの優勝者、入賞者を出し、それなりの結果が出ました。

いよいよ少年少女の準備に取り掛かりますが、この時点で残り1ヶ月、十数回の稽古しかありません。ちょっとヤバいかなと感じました。4年生以上は少年少女用の稽古に参加させ、先ずは切り返しとかかり稽古を徹底的にやり、体力と長い呼吸を養いました。
・切り返し→18秒でやりきる目標ですが、足捌きが遅く、竹刀スピードも遅い。間合いが近く、元打ちが多いことが課題でした。

更に2週間ほど切り返し、かかり稽古を続け、体力が上がった頃を見計らって打ち込み稽古に入りました。
切り返し→面→小手面→面・引き面→面・引き胴→面→面抜き胴→小手抜き面→小手胴
の約束打ち込みです。内容は昨年と同じ。ですが明らかに昨年よりスピード、勢いが劣っています。やはり足捌きや体幹が安定しない子が多いことが原因のようです。また、その指導をしますが、少し素直じゃない(というか上手に身体を操れない)子が多く、なかなかモノになりません。
それでも根気よく稽古を続けて少しずつ進歩しました。

特に指導した点
・自信を持った礼法
・切り返しの呼吸法
・切り返しでの左手の位置
・踏み込み
・物打ちでの打突(間合い)
・素早い足捌き(スピード)
・残心から構え、次の間合いへの入り方
・気合い、集中力、声
細かい事はまだまだありますが、主だった指導内容です。
このうち、満足できるレベルに達した子供はほとんどいませんw
ただし、大会間際では闘争心が現れてきました。集中稽古を積んだ成果がそこに出たのは良かったと思っています。

選手発表です
先鋒 ユウタ
次鋒 タツヤ
中堅 カノン
副将 ヒビキ
大将 カイ
補員 ショウタ
監督 松本
でいよいよ大会に臨みます。


2017年6月16日金曜日

2017緑区区民大会






6月11日(日)に緑区区民大会が開催されました。
十剣会はそれぞれ目標を持って大会に臨むように口すっぱく言い続け、全体の目標としては「全員が1回戦を突破する」でした。
結果から見れば全員突破はできませんでしたが、明らかに子供たちの成長を感じられた大会になりました。
出身中学生を含めて、優勝4名、準優勝3名、3位1名と大会結果を賑わせました。おめでとうございます。厳しい稽古に耐えて頑張った成果です。指導してきた者として大変喜んでいます。
自分はと言うとまだまだです。まずは稽古不足。指導にかまけて自分の稽古が足りていません。それから体調管理が甘い。連盟の仕事をしながらの大会参加は承知の上なので、それも含めて望まないといけませんね。そして、指導する以上、準決勝進出は自分のノルマです。達成できませんでした。子供たちと一緒に自分も精進しなければ…。
ただし!これは通過点です。7月には全国大会が待っています。気を抜いてはいられません。さらに稽古して、必ず「三回戦突破」しよう!

余談ですが、選手宣誓をした快くん。前日の予行練習では涙ポロポロでしたが、本番も涙目(笑)。会長に脅かされて緊張マックスだったようですが、予行練習のおかげで涙が頬を伝う事はありませんでした。まあ、立派に務めたのではないでしょうか。



2017年5月13日土曜日

平成29年度 第一回体験会

平成29年4月22日(土)
今年の第一回目体験会が開催されました。
事前にチラシ作成して学校前やポスティングでの配布、WEBFacebookでの告知を頑張って、5名の子供たちと1名の大人の方に参加していただきました。

準備体操から素振り、新聞切り、竹刀ドリブルリレーを体験してもらい、まずは剣道の楽しさを知ってもらえたと思います。

十剣会の子供たちも楽しみにしているようで、昨年に比べて新聞切りが上手になったようです。
刃筋正しく竹刀が振れている証拠ですね。

それとも、自宅で練習してきた???

足捌きの練習して来い!!!!


まあ、目標を持って練習することは良いことです。
素直に褒めましょう。


第2回の体験会は本日5/15(土)です。
17:30~18:00に十日市場中学校 格技場に集合です。
雨だから集まってくれるか心配だけど、よろしければどうぞ〜。



念のためお知らせしますが、剣道体験はいつでも募集しています。
1ヶ月の体験期間もあります。

心と身体を鍛えて、立派な大人に成長しよう!



竹刀ドリブルも上手くなってる!?

いい勝負!

大きく振りかぶって〜

サクッと真っ二つ!

初めての竹刀でチャレンジです

大人も参加。メンツにかけて〜。

2017年4月3日月曜日

お祝い稽古

2017年3月25日(土)「6年生卒業祝い稽古」「昇段祝い稽古」が行われました。

毎年恒例のキツーイ最後のお祝い稽古ですが、今年は「寛英」と「遙仁」の2名の卒業生と、中学生2名、大人5名の昇段組です。
それぞれ紅白のタスキを付けてもらい、掛かり稽古、掛かり稽古、掛かり稽古。

その他にも、OBがたくさん集まってくれて、体験見学者もいて、それはそれは大賑わいの稽古になりました。

寛英、遙仁、卒業おめでとう!
剣道はまだまだ続きます。十日市場剣友会にいつでも顔を出して、後輩の手本となってください。君たちが稽古に来てくれることを楽しみにしています。

昇段組、おめでとう!(自分も)
これからも精進して、次の段位を目指しましよう!








2017年2月7日火曜日

四段審査

こんにちは。
松本パパです。

2月5日(日)に四段審査がありました。
いろいろありましたので、書いておきます。

あ、合格しました!
まずは結果からw



2週間前の1月22日(日)の夜の稽古で、右足ふくらはぎを痛めました。
踏み込んだときにアキレス腱上部に激痛が。
「やばい!」と思いました。
すぐに稽古を止め、アイシング。
家に帰ってからもひたすら安静に。湿布を貼って様子をみました。

その後、結果本番まで稽古ができない(先生方からは「するな」)状態で
とにかく痛みが強くならないように気を使っていましたが、
良くなってきたな〜と思ったら、何気ないときに「ブリン!」と痛み再発。
いよいよヤバイな。踏み込めないのは致命傷だな。と感じていました。

1週前、いろいろ調べてサポーターを準備しました。
これが思いの外、効果ありました。
しっかりテーピングをして、その上からサポーターで補強していると
痛みが取れていきました。
それが、審査2日前のことです。

前日は十剣会で稽古がありましたので、
面を付けて様子をみながら、軽く立会をしました。
(まったく直前準備していないことに不安があって)
踏み込んでも痛くないし、足捌きも問題なさそうだな。
審査の約2分間くらいなら、いつも通りできるかも。
という実感を得られたのは収穫でした。

当日
朝、4時30分に起床です。
長男が、練成会に行くのに駅まで送るためです。
もっと寝ていたかったw

そのまま、二度寝はしないようにして、気持ちを整え、
丁寧にテーピングをしました。

少し早かったけど、7時には家を出て、7時30過ぎには武道館近くのジョナサンに到着。
案の定、K先生がモーニング中だったので、隣にお邪魔してコーヒーで一服。
いつも楽しい会話をしてくれるK先生といつも通り話をして落ち着いていました。
そして、会場へ。

緑区の仲間と合流して、バカ話をして、緊張感なく。

9時30分開会式。
私は、開会式後の2立会目。3番目に出ました。
場がまだ剣道をする空気になってない。
これはとてもやりにくい!
とりあえず、気勢一発。「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ」

お一人目は女性。
「女性だからって、ガンガン行くな」の先生の言葉を反芻しながら
立礼の位置へ。

あれ〜。やべー。全然打って無い。
立会中はほとんど何も考えていなかったように思いますが、
打った実感は全くなし。
出小手が一本当たったけど、大丈夫かな〜。

お二人目は男性。
「一人目で、面を打てなかったから初太刀は面!」って考えちゃったのがいけなかったw
相面をバックリ打たれました。
でも、不思議と焦りません。
しっかり構えて、自分の攻めと間合いでしっかり面が打てました。
後半で、またしても出小手。

終わった直後はあまりにも手数を出さなかったので、
「落ちたかな〜」不安になりました。

それから発表までは長い長い。
だって1組目最初ですもの。

いよいよ合格発表!
ありましたよ4099。

バクバク当たっていた仲間は不合格。
結果を見れば、やっぱり手数なのでしょうか。
これは、審査前、いろいろな先生方から酸っぱく言われていました。
打ちすぎるな!と。

あとで映像を見返すと(ありがとう!くにさん!)
お一人目の女性には3本
お二人目の男性には6本
しか打っていません。

これで良いのです。結果受かりましたから。

打てるからってお構いなしの打突は評価されないのでしょう。

その後の剣道形は打太刀。
全くもって緊張せず、ゆ〜っくりと、堂々とやりました。

合格!
ふくらはぎのことはすっかり忘れていました。。。

以上。
四段審査の顛末記。
長文お疲れ様でした!





平成29年緑区秋季剣道錬成大会

平成29年9月23日(土)緑区秋季剣道錬成大会が行われました。 十剣会の子供達はそれぞれ思いを胸に試合に臨んだと思います。勝った子、負けた子、それぞれに試合経験を通じてもう一回り成長してもらえたら嬉しいですね。 大会前の稽古では、いまひとつ気合いが感じられず歯がゆい思いでした。直...